トラブル対処:Outlook2016でpstファイルが見つからない
- 2018/05/21
- 10:54
対処法について
1.pstファイルを検索する
あればOutlook側のフォルダー指定と合っているか確認し、合っていなければ設定を変更する
2.ファイルがあってフォルダー設定を変えてもダメな場合、pstファイルの修復をする
3.ファイルが無い場合
OneDriveなどクラウドの保存されている(保存する設定)の場合は、そのファイルをダウンロードして置きかえる
バックアップがない(クラウドに保存していない)場合は、
(A)ファイル復元ソフトをダウンロードして復元する
(B)過去のメールは復元できないが、現状で(メールを消してなくて)メールボックスに残っている部分のダウンロードはできるので、再度、プロバイダ設定をしてダウンロードする。
Bの場合、元の設定と同じ名前ではなく、少し名前を変える
(例)
設定の名前を nozaki@khaki.plala.or.jp にしていたとすれば、nozaki@plala だけにするなど。
1.pstファイルを検索する
あればOutlook側のフォルダー指定と合っているか確認し、合っていなければ設定を変更する
2.ファイルがあってフォルダー設定を変えてもダメな場合、pstファイルの修復をする
3.ファイルが無い場合
OneDriveなどクラウドの保存されている(保存する設定)の場合は、そのファイルをダウンロードして置きかえる
バックアップがない(クラウドに保存していない)場合は、
(A)ファイル復元ソフトをダウンロードして復元する
(B)過去のメールは復元できないが、現状で(メールを消してなくて)メールボックスに残っている部分のダウンロードはできるので、再度、プロバイダ設定をしてダウンロードする。
Bの場合、元の設定と同じ名前ではなく、少し名前を変える
(例)
設定の名前を nozaki@khaki.plala.or.jp にしていたとすれば、nozaki@plala だけにするなど。
対処1: データファイルの場所の指定を確認する
Outlookのデータファイルの場所の指定が誤っていると、ファイルが見つからずエラーが発生します。
そのため、まずデータファイルの保存先設定に問題がないか確認してください。確認するには、次の手順で操作します。
「Windowsマーク」ボタンをクリックして「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」の項目をクリックします。
コントロールパネルが開いたら、「ユーザーアカウント」→「Mail」と進みます。
「ユーザーアカウント」が見つからない場合は、画面右上の「表示方法」を「カテゴリ」に変更して下さい。
「メール設定」ウィンドウが開きます。「データファイル」をクリックします。
「アカウント設定」ウィンドウが開きます。「データファイル」タブをクリックします。
リスト内の「場所」のフォルダパスに問題がないことを確認します。
デフォルトの設定では、pstファイルは以下のフォルダに保存されます。同じパスが設定されていれば保存先フォルダに問題はありません。
pstファイルの場合: C:\Users\(ユーザー名)\ドキュメント\Outlook ファイル\
ostファイルの場合: C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Microsoft\Outlook\
設定を変更して、デフォルト以外のフォルダを指定している場合でも、正常にアクセスできるフォルダであれば問題ありません。
ただし、保存先が次のいずれかに該当する場合は、他の確認が必要になります。
保存先がクラウドストレージ(OneDrive等)に設定されている場合: パソコンがクラウドストレージにアクセスできる状態であること、クラウドストレージの空き容量に問題がないことを確認してください。
保存先がExchange Server等のサーバーに設定されている場合: パソコンがサーバーに接続できる状態であるか確認してください。サーバーに接続しても解決しなければ、サーバーの管理者に調査を依頼してください。
保存先フォルダの指定に問題があった場合は、『対処3: データファイルの保存先を変更する』の手順を参考に指定先を変更して下さい。
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対処2: 保存先にデータファイルがあるか確認する
Outlookで指定しているデータファイルの場所に、データファイル(pst/ostファイル)が存在していないケースが考えられます。
そのため、次の手順でデータファイルの保存先フォルダを開いて、データファイルが存在しているか確認して下さい。
「Windowsマーク」ボタンをクリックして「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」の項目をクリックします。
コントロールパネルが開いたら、「ユーザーアカウント」→「Mail」→「データファイル」の順にクリックします。
アカウント設定ウィンドウの「データファイル」タブを開き、中央のリストから「エラーの発生するメールアカウント」をクリックして選択します。
リストの上にある「設定」をクリックします。
データファイルの詳細が表示されるので、「ファイル名」(最後の\より後ろの部分)をメモしておきます。
「キャンセル」をクリックして前の画面に戻ります。
続いて「ファイルの場所を開く」をクリックします。
データファイルの保存先フォルダが開きます。開かれたフォルダの中に、先程メモしたファイル名と同じ「ファイル(またはostファイル)」があるか確認します。
pst/ostファイルが存在しない場合
ファイルが存在しない場合は、誤ってファィルの場所を移動してしまったか、削除してしまったことが考えられます。
本来あるはずのpstファイル/ostファイルを探してください。心当たりがない場合は、次の手順でパソコンのハードディスク内を検索してください。
「スタート」ボタンをクリックします。
スタートメニューが表示されたら、「pst」または「ost」と入力します。
ハードディスク内の検索が行われ、一致するファイルが見つかれば検索結果に表示されます。
検索結果に表示された「pst/ostファイル名」を右クリックして「ファイルの場所を開く」をクリックします。
pstファイル/ostファイルが見つかったら、Outlookで指定しているデータファイルの場所にコピーして戻して下さい。
データファイルの場所を変更したい場合は、次の対処方法に進んで下さい。
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対処3: データファイルの保存先を変更する
pstファイル/ostファイルがOutlookの設定と異なる場所にある場合は、データファイルの保存先を変更することでエラーを解決できます。
Outlookでデータファイルの保存先を変更するには、次の手順で操作します。
Outlookが起動している場合は事前に終了させておきます。
「Windowsマーク」ボタンをクリックして「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」の順にクリックします。
「ユーザーアカウント」→「Mail」→「データファイル」の順にクリックします。
「データファイル」タブを選択して、「追加」をクリックします。
データファイルがあるフォルダを開いて、「pstファイル/ostファイル」を選択して「OK」をクリックします。
リストに新しい項目が追加されます。新しく追加された方をクリックで選択し、「規定に設定」をクリックします。
古い項目を選択し、「削除」をクリックしてリストから削除します。
以上の手順で、Outlookでデータファイルの保存先を変更することができます。再度Outlookを起動して、データファイルが見つからないエラーが解決したか確認して下さい。
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対処4: データファイルの保存先をローカルディスクに変更する
データファイルの場所をネットワーク上のサーバーに設定している場合、サーバーにアクセスできないことが原因になっていることが考えられます。
また、クラウドストレージの同期フォルダにデータファイルを保存している場合は、同期エラーによってデータファイルが見つからないケースがあります。
ファイルサーバーや共有フォルダ
OneDrive、GoogleDrive、Dropbox等で設定している同期フォルダ
上記の場所にデータファイルを設定している場合は、保存場所をローカルディスク上に変更してみて下さい。
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対処5: データファイルを修復する
正しい場所を指定してもエラーが発生する場合は、データファイルやOutlookのプロファイルが破損していることが考えられます。
そのため、データファイルやOutlookのプロファイルの修復を試して、Outlookが正常に起動しないか試して下さい。
データファイル、プロファイルの修復方法については、次のページで解説しているので合わせて参考にして下さい。
修復方法 ファイルがある場合の修復方法
Scanpstを使ってデータファイルを修復する
Outlookのメールデータ(pst)が破損してしまっている場合は、メールデータを修復する必要があります。
データファイルの修復を行うには、Officeのインストールフォルダに入っている「Scanpst.exe」というプログラムを使います。
Scanpst.exeを使ってメールデータを修復する手順
Microsoft公式の『Outlook 個人用フォルダーファイルを修復する方法』のページへアクセスします。
「受信トレイ修復ツールを自動で起動する」→「Microsoft Outlook 2013 以降の受信トレイ修復ツールを起動する」をクリックして「開く/実行」を選択します。
受信トレイ修復ツールが起動するので「参照」をクリック。
「ドキュメント」→「Outlookファイル」フォルダにある[メールアドレス].pstファイルを指定して「開始」→「修復」をクリックします。
メールデータの修復が完了したら、パソコンを再起動してOutlookが開けないか試しましょう。
.pstファイルが見つからない場合
.pstファイルが見つからない場合は、次の手順でpstファイルの場所を調べて下さい。
タスクバーにある検索ボックスに「コントロールパネル」を入力し開きます。
「ユーザーアカウント」→「メール」→「データファイル」の順に開きます。
既定のメールアドレスを選択して「フォルダーを開く」をクリックするとpstファイルのあるフォルダが開きます。
.pstファイルが見つかったら、受信トレイ修復ツールにファイルパスを貼りつけて修復を開始します。
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ファイルが見つからない場合
対処6: 新しいデータファイルを作成する
全ての対処方法を試しても問題が解決しない場合は、新しいデータファイルを作成することでOutlookを起動することができます。
注意: 新しいデータファイルを作成しても古いデータファイルを引き継ぐことはできません。IMAPアカウントの場合は、サーバー上にあるメールはダウンロードできます。POPアカウントの場合は、バックアップがないと過去のメールは復元できないためご注意下さい。
新しいデータファイルを作成して設定を変更するには、次の手順で操作します。
「Windowsマーク」ボタンをクリックして「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」の順にクリックします。
「ユーザーアカウント」→「Mail」→「データファイル」の順にクリックします。
「追加」をクリックします。
新しいデータファイル名と保存先を指定して「OK」をクリックします。
アカウントの設定を閉じて、Outlookを起動します。
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以上
Outlookのデータファイルの場所の指定が誤っていると、ファイルが見つからずエラーが発生します。
そのため、まずデータファイルの保存先設定に問題がないか確認してください。確認するには、次の手順で操作します。
「Windowsマーク」ボタンをクリックして「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」の項目をクリックします。
コントロールパネルが開いたら、「ユーザーアカウント」→「Mail」と進みます。
「ユーザーアカウント」が見つからない場合は、画面右上の「表示方法」を「カテゴリ」に変更して下さい。
「メール設定」ウィンドウが開きます。「データファイル」をクリックします。
「アカウント設定」ウィンドウが開きます。「データファイル」タブをクリックします。
リスト内の「場所」のフォルダパスに問題がないことを確認します。
デフォルトの設定では、pstファイルは以下のフォルダに保存されます。同じパスが設定されていれば保存先フォルダに問題はありません。
pstファイルの場合: C:\Users\(ユーザー名)\ドキュメント\Outlook ファイル\
ostファイルの場合: C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Microsoft\Outlook\
設定を変更して、デフォルト以外のフォルダを指定している場合でも、正常にアクセスできるフォルダであれば問題ありません。
ただし、保存先が次のいずれかに該当する場合は、他の確認が必要になります。
保存先がクラウドストレージ(OneDrive等)に設定されている場合: パソコンがクラウドストレージにアクセスできる状態であること、クラウドストレージの空き容量に問題がないことを確認してください。
保存先がExchange Server等のサーバーに設定されている場合: パソコンがサーバーに接続できる状態であるか確認してください。サーバーに接続しても解決しなければ、サーバーの管理者に調査を依頼してください。
保存先フォルダの指定に問題があった場合は、『対処3: データファイルの保存先を変更する』の手順を参考に指定先を変更して下さい。
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対処2: 保存先にデータファイルがあるか確認する
Outlookで指定しているデータファイルの場所に、データファイル(pst/ostファイル)が存在していないケースが考えられます。
そのため、次の手順でデータファイルの保存先フォルダを開いて、データファイルが存在しているか確認して下さい。
「Windowsマーク」ボタンをクリックして「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」の項目をクリックします。
コントロールパネルが開いたら、「ユーザーアカウント」→「Mail」→「データファイル」の順にクリックします。
アカウント設定ウィンドウの「データファイル」タブを開き、中央のリストから「エラーの発生するメールアカウント」をクリックして選択します。
リストの上にある「設定」をクリックします。
データファイルの詳細が表示されるので、「ファイル名」(最後の\より後ろの部分)をメモしておきます。
「キャンセル」をクリックして前の画面に戻ります。
続いて「ファイルの場所を開く」をクリックします。
データファイルの保存先フォルダが開きます。開かれたフォルダの中に、先程メモしたファイル名と同じ「ファイル(またはostファイル)」があるか確認します。
pst/ostファイルが存在しない場合
ファイルが存在しない場合は、誤ってファィルの場所を移動してしまったか、削除してしまったことが考えられます。
本来あるはずのpstファイル/ostファイルを探してください。心当たりがない場合は、次の手順でパソコンのハードディスク内を検索してください。
「スタート」ボタンをクリックします。
スタートメニューが表示されたら、「pst」または「ost」と入力します。
ハードディスク内の検索が行われ、一致するファイルが見つかれば検索結果に表示されます。
検索結果に表示された「pst/ostファイル名」を右クリックして「ファイルの場所を開く」をクリックします。
pstファイル/ostファイルが見つかったら、Outlookで指定しているデータファイルの場所にコピーして戻して下さい。
データファイルの場所を変更したい場合は、次の対処方法に進んで下さい。
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対処3: データファイルの保存先を変更する
pstファイル/ostファイルがOutlookの設定と異なる場所にある場合は、データファイルの保存先を変更することでエラーを解決できます。
Outlookでデータファイルの保存先を変更するには、次の手順で操作します。
Outlookが起動している場合は事前に終了させておきます。
「Windowsマーク」ボタンをクリックして「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」の順にクリックします。
「ユーザーアカウント」→「Mail」→「データファイル」の順にクリックします。
「データファイル」タブを選択して、「追加」をクリックします。
データファイルがあるフォルダを開いて、「pstファイル/ostファイル」を選択して「OK」をクリックします。
リストに新しい項目が追加されます。新しく追加された方をクリックで選択し、「規定に設定」をクリックします。
古い項目を選択し、「削除」をクリックしてリストから削除します。
以上の手順で、Outlookでデータファイルの保存先を変更することができます。再度Outlookを起動して、データファイルが見つからないエラーが解決したか確認して下さい。
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対処4: データファイルの保存先をローカルディスクに変更する
データファイルの場所をネットワーク上のサーバーに設定している場合、サーバーにアクセスできないことが原因になっていることが考えられます。
また、クラウドストレージの同期フォルダにデータファイルを保存している場合は、同期エラーによってデータファイルが見つからないケースがあります。
ファイルサーバーや共有フォルダ
OneDrive、GoogleDrive、Dropbox等で設定している同期フォルダ
上記の場所にデータファイルを設定している場合は、保存場所をローカルディスク上に変更してみて下さい。
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対処5: データファイルを修復する
正しい場所を指定してもエラーが発生する場合は、データファイルやOutlookのプロファイルが破損していることが考えられます。
そのため、データファイルやOutlookのプロファイルの修復を試して、Outlookが正常に起動しないか試して下さい。
データファイル、プロファイルの修復方法については、次のページで解説しているので合わせて参考にして下さい。
修復方法 ファイルがある場合の修復方法
Scanpstを使ってデータファイルを修復する
Outlookのメールデータ(pst)が破損してしまっている場合は、メールデータを修復する必要があります。
データファイルの修復を行うには、Officeのインストールフォルダに入っている「Scanpst.exe」というプログラムを使います。
Scanpst.exeを使ってメールデータを修復する手順
Microsoft公式の『Outlook 個人用フォルダーファイルを修復する方法』のページへアクセスします。
「受信トレイ修復ツールを自動で起動する」→「Microsoft Outlook 2013 以降の受信トレイ修復ツールを起動する」をクリックして「開く/実行」を選択します。
受信トレイ修復ツールが起動するので「参照」をクリック。
「ドキュメント」→「Outlookファイル」フォルダにある[メールアドレス].pstファイルを指定して「開始」→「修復」をクリックします。
メールデータの修復が完了したら、パソコンを再起動してOutlookが開けないか試しましょう。
.pstファイルが見つからない場合
.pstファイルが見つからない場合は、次の手順でpstファイルの場所を調べて下さい。
タスクバーにある検索ボックスに「コントロールパネル」を入力し開きます。
「ユーザーアカウント」→「メール」→「データファイル」の順に開きます。
既定のメールアドレスを選択して「フォルダーを開く」をクリックするとpstファイルのあるフォルダが開きます。
.pstファイルが見つかったら、受信トレイ修復ツールにファイルパスを貼りつけて修復を開始します。
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ファイルが見つからない場合
対処6: 新しいデータファイルを作成する
全ての対処方法を試しても問題が解決しない場合は、新しいデータファイルを作成することでOutlookを起動することができます。
注意: 新しいデータファイルを作成しても古いデータファイルを引き継ぐことはできません。IMAPアカウントの場合は、サーバー上にあるメールはダウンロードできます。POPアカウントの場合は、バックアップがないと過去のメールは復元できないためご注意下さい。
新しいデータファイルを作成して設定を変更するには、次の手順で操作します。
「Windowsマーク」ボタンをクリックして「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」の順にクリックします。
「ユーザーアカウント」→「Mail」→「データファイル」の順にクリックします。
「追加」をクリックします。
新しいデータファイル名と保存先を指定して「OK」をクリックします。
アカウントの設定を閉じて、Outlookを起動します。
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以上
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